【子供は注意!】アルギニンの副作用とその解決法
アルギニンの副作用は、このようなものがあります。
1. 腹痛・下痢などの消化器症状
2. 頭痛・めまい・吐き気
3. 痒み・蕁麻疹
どんなサプリメントにも副作用の可能性は考えられます。
まずはアルギニンの副作用について正しく知り、解決法をしっかり理解して実践することで、安全にアルギニンを摂取していきましょう。
副作用その1 腹痛・下痢・胃痛などの消化器症状の理由と解決法
アルギニンの副作用で一番多いのが、腹痛や下痢・胃痛などの消化器症状。
アルギニンは強アルカリ性の物質です。
そのまま飲めば、アルカリが胃や腸の粘膜を刺激し荒らしてしまいます。
胃痛や腹痛、下痢などの症状も見られるのはそのため。
多くのアルギニンサプリメントは、アルギニン特有のアルカリ性を中和するため、クエン酸などが配合されていますので、過剰摂取しない限り、消化器系の症状は心配ないと思われます。
ただ、ひとつ注意したいのは中和されていない粉末アルギニンを自分で中和して飲んでいる場合。
安価で手に入りやすい中和されていない粉末アルギニンを、自分でクエン酸顆粒やオレンジジュースなどで中和する人もいるようです。
このような摂取の仕方は、十分に中和できていない可能性があります。
例えば成人男性は大丈夫でも、子供や胃腸の弱い人にとっては、中和が十分でない場合があります。
お子さんにアルギニンサプリメントを飲ませるときには、製造段階で完全に中和された商品が安全です。
ピュアアルギニンリキッドなどの、リキッドタイプで完全中和済みのアルギニンなら、成長期のお子さんも安心して服用できますね。
副作用その2 頭痛・めまい・吐き気の症状とその対策法
アルギニンには血行を良くする効果があります。
血管を広げて血流をよくするので、疲労回復などを目的に摂取されることも多いです。
血管が拡張するため、アルギニンを過剰に摂ることで血圧が下がり、人によっては一時的に頭痛やめまい、吐き気など、低血圧時の症状が見られる場合があります。
しかし、一日の必要摂取量をしっかり守り、過剰摂取しなければ、そのような症状が見られる事は稀です。
そもそもアルギニンは体内に存在するアミノ酸です。
通常、アルギニンによって血圧を急激に下げてしまうようなことはなく、過剰摂取しなければ安全です。
心配なのは、自分で1回分の量を調整するタイプのアルギニンサプリを使っている場合。
1回分をきちんと量って使用すれば問題ないのですが、目分量やついつい少し多めに・・・となってしまう可能性があります。
特にお子さんが自分で飲んでいる場合、1回分の量ががはっきり分かるよう、個包装になっているものが安心です。
ピュアアルギニンリキッドは1日1袋を飲むだけなので、お子さんひとりでも間違いなく摂取することができますね。
副作用その3 痒み・蕁麻疹の症状とその対策法
アルギニンの摂取で血流が良くなると、肌の痒みや蕁麻疹などの症状が出ることがあります。
冬場にお風呂に入ると痒みや湿疹などがでる温感蕁麻疹と似たような理由ですね。
この症状も過剰摂取による場合が多く、1日の摂取量をきちんと守っていれば、症状が出ることが少ないようです。
ここでもひとつ注意したいのは、食物アレルギーの可能性が潜んでいるということ。
アルギニンを摂取してすぐに、全身に蕁麻疹が出たり、息苦しさを感じる場合は食物アレルギーの可能性もあります。
そういう場合はすぐに使用を中止して、病院に受診することをおすすめします。
アルギニンの副作用まとめ
アルギニンによる副作用とその対策法についてまとめてみました。
1. 腹痛・下痢・胃痛などの消化器症状
原因 … アルギニンのアルカリ性が腸の粘膜を刺激するため
対策法… 完全中和されたアルギニンを使用し、一日の摂取量を守れば◎!
2. 頭痛・めまい・吐き気の症状
原因… 過剰摂取により、必要以上に血管が拡張し低血圧になっているため
対策法… 1回分の容量がハッキリ分かるよう個包装の物を。
3. 痒み・蕁麻疹の症状
原因 … 過剰摂取により、必要以上に血流が増加するため
対策法… 過剰摂取しなければ症状が出ることは少ない。
ただし食物アレルギーに注意!
副作用の原因のほとんどは自己流の摂取の仕方によるものが多いようです。
自己流で摂取すると、未中和になっていたり過剰摂取になる危険性があります。
ピュアアルギニンリキッドだと、完全中和されたアルギニンをきちんと容量を守りながら飲むことができ安心ですね。
特にお子さんが摂取する場合には、安全なアルギニンサプリメントがおすすめです。